思うように自社の売上につながっていないホームページを眺めて、ため息をついている方もいるのではないでしょうか。
企業によって目標としているコンバーションに違いはありますが、そこを達成したいという気持ちは共通しているでしょう。
こちらではコンバーション率についてやWeb接客を利用するとどんなサービスが利用でき目標達成に貢献してくれるのか紹介していきます。
■そもそもコンバーションの意味とは?
そのまま基本的な英訳として見てしまうと、コンバーションの意味は転換や変換という意味になってしまいます。
ただこれは一般的な意味であって、Webマーケティングの世界では少し違う意味になります。
その企業がWebサイトで目指している最終目標という意味になり、ここに到達するためにさまざまな方法や手段を考えることとなるでしょう。
ビジネス上でも最終目標という意味で、コンバーションという言葉が使われるケースもあります。
多くはWebサイトのみに使われることが多く、ホームページを運用する際などに聞く機会も増えるでしょう。
■コンバーションはその企業によって内容が変わる
企業にとっての最終目標と聞くと売上というイメージもありますが、実際にはそれだけでなく企業によってサイトのコンバーションは変わってきます。
どんなものが最終目標となるのか、こちらでいくつか紹介していきます。
・サービスなどの紹介を目的とする場合
もし何かを販売していたとしたらユーザーがネット上で購入してくれることがコンバーションになりますが、紹介をしたい場合は目標が変わってきます。
一般的に目標となるのは、自社への問い合わせ数や資料請求数になります。
その場で商品を吟味して購入してもらうのではなく、まずはどんなサービスがあるのか詳しく知ってもらい、後日営業担当が話をしてそこで販売まで直結したいと感じている場合がほとんどです。
そのため、いかに自社のサービスに興味を持ってもらい資料請求などを行ってもらえるかどうかが重要になります。
直接資料を郵送するのではなく、そのままネットからダウンロードを可能にしている企業もあります。
この場合はユーザーが興味を持ってダウンロードしてくれた場合の数が、コンバーションとされている場合がほとんどです。
・ECサイトの場合
自社などのサイトから直接商品を購入できる仕組みになっていますので、ECサイトの場合はほとんど商品を購入してくれることがコンバーションになります。
いかに購入してもらい売上が上がるかで、ユーザーへのサイトの見せ方が成功しているかどうかを判断しています。
大手のECサイトなどはインターネットをするほとんどの方が、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
特に大手の場合は商品購入数のほかに、プロセスKIPという中間目標を立てている場合もほとんどです。
どのようにユーザーがクリックやスクロールして購入につながるのかを見極めながら、中間目標も立てています。
・情報を提供するサイトやコミュニティを重視している場合
情報をより多くの人に読んでほしい、コミュニティの会員数を増やしたいと考えている場合がほとんどですので、コンバーションとなるのは会員数がどのくらいかという部分になります。
売上や資料請求の数とは違い、いかに自分のサイトにどのくらいの人が会員登録してくれているかが重要です。
すぐにお金になりそうな売上を目指しているわけではなく、情報やコミュニティを盛り上げるための会員数が欲しいと思っています。
サイトの登録数だけでなく、メルマガの登録数が最終目標になる場合もあります。
一見会員数をコンバーションにしても売上につながりにくい感じもしますが、登録してもらうことでイベントの告知やセール情報などもメルマガを中心にアピール可能です。
急に売上を意識するのではなく、まずは商品やサービスを知ってもらうため会員登録数を増やすところから始める企業も少なくありません。
■コンバーション率ってどんなもの?
ここまでコンバーションについて説明してきましたが、どのように数を知るのかというとコンバーション率というものを計算します。
計算の仕方は、アクセスしてきたユーザーのうち購入や資料請求などのコンバーションに至ったユーザーは何人いるのか調べます。
サイトのトップページに限らず、ページ別やカテゴリ別に計算をして分析可能です。
どのページにアクセスが多いか、コンバーションを達成するときはどんな流れをたどっているのかなど詳しいことがわかります。
より自分たちの最終目標を達成するには、コンバーション率をどのくらい上げるかどうかで変わってきます。
■Webサイトにアクセスしてくれる人が多ければ良いわけではない
まったくアクセスすらしてもらえないよりは、自社のホームページに訪問して興味を持ってもらったほうが良いには決まっています。
しかし、そこで終わってしまっても、なかなかコンバーションを達成できません。
せっかく「このサイトってどんな感じなんだろう?」と思ってユーザーが見てくれているのに、早い段階で離脱してしまうとしたら売上や会員数にはつながらないのです。
自社のためにもWebサイトで成果を上げることは大切ですし、さらにコンバーション率を上げることは売上にも響きます。
逆にそんなに訪問してくれる人がいなくても、見に来てくれた方のほとんどが購入あるいは資料請求などをしてくれれば、逆にコンバーション率が上がり売上が増えます。
より興味を持ってくれていて購入にまで至るユーザーが使いやすく見やすいサイトづくりは重要で、そのためにもコンバーション率を分析するというのは大切です。
■コンバーション率の求め方
計算方法はそんなに難しいことはなく、購入や資料請求に至った人数÷自社のサイトにアクセスしてくれた総人数で簡単に出てきます。
アクセスしてくれた人数というのは、トップページだけ見た人や購入一歩手前まで手続きをしようとして離脱した人も含まれます。
ここで出てくる数値を見ながら、どうしたらもっと伸ばせるか考えていくと売上に直結するようになっていくでしょう。
■コンバーション率をもっとアップさせたいなら
今と同じサイトのままユーザーに見せていたとしたら、そんなに大きな変化は得られないでしょう。
もっとアップさせて自社の商品を知ってほしい、購入してほしいと思っているときにはWeb接客がおすすめです。
どんなメリットがあるのか、ここから詳しく説明してきます。
■魅力的なサイトになり離脱する人が減る
サイトがそのまま見せるものだけになっていると、ユーザーが感じた感覚で興味ない、なんか不安要素が残ると感じた時点で離脱してしまいます。
店員さんに質問しながら購入できるものと違い、一方的にしか見られないですし、ユーザーが判断しなければならないので離脱してしまうケースが多いのです。
しかしWeb接客を利用すると、ホームページ上にユーザーに合わせたポップアップを付け加えられます。
たとえば、チャットができるポップアップを付けておくと、何かよくわからないものが出てきたときやどうしても聞きたいことがあったときにすぐ質問ができます。
なんだろう?と悩んでいるうちに離脱したくなってしまうので、気軽にチャットができすぐ問題が解決するというのはユーザーにとっても魅力的です。
さらにチャットボットを準備しておけば、よくある質問などをインプットさせておくだけで24時間いつでもユーザーの質問へ瞬時に答えられます。
メールやフリーコールなどの電話で聞くとなると、結構な時間がかかりユーザーをイライラさせる原因にもなります。
現にフリーコールでは30分以上待たされ、さらに部署が違うとたらい回しにされるケースもあり、その間にユーザーの心も離れてしまうのです。
Web接客ツールを上手に利用すると、テンポ良く対応ができ最終的な購入などの目標までスムーズに進みやすくなります。
■接客方法も一つではない
ホームページやサイトなどを作るときは、どの人にもわかるようにしてしまいがちです。
それはどんな人が見てくれているかわからないですし、ホームページを見せるだけでは一人ひとりに合わせた接客ができません。
しかしWeb接客を利用すれば、サイトに訪問したお客様に合わせて接客ができるため購入率が上がります。
どのようなところを分析するかというと、属性やサイトの中でクリックする箇所や興味を持って見ているページなどから行動履歴を見ています。
以前購入したことがあるお客様の場合は、購買履歴なども見て興味を持っていそうな商品へ上手に誘導してくれるのです。
皆が同じ商品が気になっているとは限りませんし、同じ商品でも気になっている点や不安に思っている点は一緒ではありません。
そこをしっかりと分析して一人ひとりに合わせた接客ができるのが、Web接客ツールです。
■ユーザーにも満足してもらえる
ECサイトやホームページを見ているときに、ユーザーに合った接客をしてもらえたら嬉しい気持ちにさせられます。
疑問点などを感じているときにお問い合わせが気軽にできるポップアップを表示させられると、自分でお問い合わせをするページを探す手間が省けるのです。
そしてチャットに質問を入力してほとんど時間をかけずに対応してもらえたら、まるでお店に気て店員さんと話している感覚を味わえます。
購入するかどうかで迷っていた質問にも瞬時に答えてもらい、安心と満足感を持ってお金を出して買えます。
ただホームページを見ているよりも、接客されユーザーが求めているものを提示してあげることができれば満足度も大きいのです。
すると何かあってもこの企業は安心だから購入しようという気持ちになりますし、またリピーターとしてサイトに来てくれる可能性が高くなります。
■どこのWeb接客ツールを使うかで迷ったらマネバズ!
ネットで調べてみると、多数のWeb接客ツールが出ているのでどこのものを使うか悩んでしまうかもしれません。
マネバズは永久的に無料で利用できるプランもあり、大変おすすめです。
もっと機能を使いたいなどそのときに合わせて、無料プランから有料プランの自分に合ったものを選べます。
ここからはマネバズでできることを、さまざま紹介していきます。
・ポップアップを表示させるだけではない
ユーザーが利用しやすいように、とにかくポップアップを表示させるというわけではありません。
その方一人ひとりに合わせて表示させられますので、属性などに合わせて設定ができます。
こういった動きをしたら割引のポップアップを載せる、お問い合わせのチャットを載せるなど、自分たちで考えながら表示が可能です。
リアルタイムに通知を調整できますので、より一人ひとりに合ったポップアップ表示がものとなります。
・設定も簡単で使いやすい
コンバーション率を上げるために魅力的な設定にしたいと思っても、使い方が難しいと面倒に感じてしまいます。
マネバズは初心者の方でも使いやすいように、設定もコードを1行挿入するだけで完了します。
簡単なため続けやすいですし、コンバーション率を見てまた設定を変えたいというときも簡単に手続きができ便利です。
表示回数やクリック回数も、リアルタイムで確認できます。
・テストをして効果を計れる
Web接客を利用して実際どのくらいコンバーション率が上がったのか見ることもできますし、どのバナーの効果が高いかテストも可能です。
AとBを比べて、どちらのバナーがより高いコンバーションをもたらすのかもわかります。
自分たちではAが良いのでは?と思っていても、実際にはBのコンバーション率が高いなど確認できます。
さらにコンバージョンレポートというものもあり、ポップアップバナーが何回表示されたのか、どのポップアップからコンバーションが発生したのかなど、詳しい情報も確認可能です。
客観的に数字やデータとして計測ができますので、ユーザーに人気の機能なども取り入れやすくなります。
■コンバージョンを確認しながら考えていきましょう
どんなにホームページやECサイトを訪れる方が多くても、なかなか購入や資料請求などしてくれる方がいないと意味がありません。
そのためにもコンバージョン率がどのくらいかを見ながら、目標を達成するためにどうしたら良いのか考えることは重要です。
Web接客ツールを利用するだけで、一人ひとりに合わせた接客をWeb上で行えるためユーザーの満足度も高くなります。
コンバーションのレポートなども機能で付いているため、今後さらに売上や資料請求の数を増やす参考にもなり便利です。