ユーザーの立場になってホームページを作っているつもりでも、なぜか購入の手前のページで離脱してしまう方が多いと感じるときもあるでしょう。
それには何かしら理由がある可能性が高く、改善しない限り売上などに直結しにくくなります。
企業の全体としての売上にもつながってしまいますので、離脱防止の対策を行うようにしましょう。
離脱というのはどういったこと?
自社のホームページやECサイトを見に来ている人が多いはずでありながらなぜか売上につながらない……
というときには、ユーザーは必ずサイトのどこかで離脱しています。
サイトの中での離脱というのは、購入へのプロセスを踏まずにその手前のページで見るのを止めてしまうことです。
商品の情報だけを見て離脱する人もいますし、ECサイトの場合はカートに欲しいものを入れてほかの商品を見た後購入ページに戻らずに離脱する場合もあります。
ほかにも自社以外のリンクなどが貼られていて、そこから別の会社のリンクをクリックしていなくなってしまった場合は離脱と言います。
Googleアナリティクスの仕様ではほかにも離脱にカウントされる事項がある
サイトから単純に離れて別のサイトを見に行ってしまった場合だけでなく、Googleアナリティクスの場合はセッション中に午前0時になってしまうと離脱にカウントされます。
ちょうど興味を持って見たのが23時55分くらいの場合、ページから離れたわけではなくても午前0時なってしまうと離脱にカウントされていますので時間帯によっては注意が必要です。
ほかにもページを見ている状態になっていても、30分以上も放置されていてアクションがない状態だとこれも離脱にカウントされています。
ユーザーは興味を持ってページを開いたものの、画面をそのままにして別のページを見ている場合やパソコンの前から離れているかもしれません。
離脱率も計算できる
何人もの人がサイトを訪問しに来るわけですが、ページに来てくれた人数とそこから離脱した人の人数を使って離脱率を計算することができます。
式にすると、そのページの離脱した人の数をそのページのPVで割ると出てきます。
後はここに100を掛けてあげるだけで、どのくらい離脱率があるのかわかるのです。
自社では自信のあるページで、ここで離脱する人は少ないだろうと思っていても、実際はそこで一番離脱している場合もあります。
客観的にホームページのページごとに離脱率を出してみると、どこがユーザーの心を離しているのかわかります。
離脱防止を考えることは大切
何も対策しないままでは、欠点があり契約や売上に結びつかないにもかかわらず見て見ぬふりをするのと一緒になってしまいます。
離脱してしまう理由を考えることは大切で、ここから売上向上につなげられます。
魅力的なサイトを作っているはずと思っていても、ユーザーが離脱しているのであればそのページには欠点があるのです。
疑問が解消されない、思ったよりサービスや商品に魅力がない、ほかのショップでもっと良い商品があるかもしれない……何かしら思わせてしまう原因があります。
スムーズに次の段階に進んで見てもらえるページも魅力がありますので、離脱が多いページと比べて分析してみても良いでしょう。
サイトを見ていてユーザーの気持ちが盛り上がると、もっとほかのページを見たいと思えます。
離脱が高いと売上につながらない?
必ずしも離脱が悪いことではなく、サイトに訪問しに来ればいずれは離れるときが来ます。
永遠と24時間同じページを見つめている人はほとんどいないので、離脱は当たり前にあることです。
トップページを見てすぐに離脱というのであれば、興味ないのに間違って開いてしまったというのもあり得ます。
しかし、コンバーションに直接つながる大切なページで離脱が多い場合、ここでは次の段階に行けるよう大きくアプローチしているというページの場合は問題です。
コンバーションにつながるページの手前まで見てくれているというのは、ある程度興味を持ってサイトを見に来てくれているということでもあります。
しかし、そこへ来て離脱しているわけですので、そのページに何か問題があり先に進めなかったのです。
こういった離脱が多い場合、そのままのページでは新しいコンバーションも期待できないと言っても良いでしょう。
どのようなページで離脱しているか、これは大きな問題です。
離脱してしまう原因となっているもの
購入や資料請求までのプロセスを作っているはずでも、そこを踏んでくれない、途中で離脱してしまう場合は必ず原因が潜んでいます。
離脱防止をし契約や購入に至るようにするためには、まずページを見て原因を探るようにしましょう。
多すぎるリンクのページ
意外と離脱してしまう原因となっているものとして、魅力的なページにしようと思ってリンクを大量に貼り付けているケースが挙げられます。
自社の商品やサービスに関連ある情報をもっと載せたいと思い、ほかのサイトのリンクをたくさん貼ってしまうと危険です。
関連している情報やサイトではあるのでためにはなるのですが、そのまま自社のページから離れてしまいそのままになってしまいます。
逆にそちらに興味を持ってしまい、戻ってこないケースもあります。
確かに魅力的なページにできるような気がしてしまいますが、あまりにもリンクを付けすぎてしまうと逆効果になる場合もあるのです。
そのことも踏まえて、少しだけリンクを貼るようにすると良いでしょう。
魅力的な画像はありますか?
ホームページを見たときに、文字だけがビッシリと書かれていると少し寂しい印象を与えます。
サービスや商品の紹介をする際にも、文章だけで「こういったもの」と紹介するより画像を載せたほうがダイレクトに伝わりやすいです。
たとえば、おいしい牛の話を文章にして書くだけでなく、そのまま霜降りのおいしそうな牛の画像を載せたほうが欲しいと思います。
初めての方が見ても、文章を読むのが面倒な方でも簡単にわかる画像を利用するというのは大切です。
商品の説明も長々と文章で書くよりも、ポイントを書くようにしたほうが伝わりやすくなります。
パっとページを見て、何について書かれているのかわかるだけでも魅力がアップします。
商品について聞きたいのにどこで質問すればいいかわからない
素敵な商品やサービスだと思っても、画像などをじっくりと見てもっと聞いてみたいところが出てくる場合もあります。
しかし商品について聞いてみたいと思っても、ホームページのどこに問い合わせがあるかわからないと聞くのも面倒になります。
さらに聞くまでにさまざまなユーザーの情報を入れ問い合わせしないといけない、返事が来るまでに数日かかるなどというときも離脱の原因となってしまうのです。
ユーザーはさまざまな方がいますし、早く返事が欲しいし知りたいと思っている方も意外と多いものです。
なかなかつながりにくい電話番号や返事に時間がかかるメールアドレスを使っているとユーザーをイライラさせて離脱の原因になります。
離脱防止のための工夫
まずは離脱が多いかもしれないと感じるページがあれば、どこが悪いのか分析をします。
客観的に見て文章が多く、自分がユーザーだったら読むのが大変と感じるようであれば、簡潔にして伝えたいことだけを載せます。
さまざまなことを伝えたいときは、そのまま同じ大きさの文字で長々と文章を書くのではなく、見出しを付けそこだけ太文字で目立つようにし、見やすさを心がけると良いでしょう。
適宜にイラストや画像、アニメのようにキャラクターが会話して説明する部分などを取り入れると、文章の文字だけよりも見やすくなります。
どのくらいの長さの文章が良いのかわからないときには、似たような業者のホームページやECサイトを参考にして、人気のある企業ではどのようにしているのか参考にしてみましょう。
離脱防止したいのであればWeb上で接客をしよう
その人に合わせた接客ができれば、今よりももっと離脱防止して購入まで漕ぎつけることができます。
店舗にお客様が来店した際に接客するような感覚で、Webでも接客をすれば満足させ購入や資料請求まで気持ちを運べます。
ただ、誰かが24時間パソコンに張り付いて、さまざまなお客様に接客するのは難しいものです。
その際に役立つのがWeb接客ツールになり、さまざまな方法でユーザーの好きなものや属性などを見極めながらピッタリな接客を行ってくれます。
購入や資料請求に至るまでに、上手な一押しをしてくれるため目標としている販売数や資料請求数などに近づけることができます。
離脱防止には特にポップアップがピッタリ
サイトの中でより魅力的なページを作るには、ユーザー一人ひとりに合わせたものを提供しなければなりません。
しかし、サイトだけでどうにかしようとすると、ある人にとってはわかりやすいサイトでもほかの人には優しくないサイトになってしまう可能性があります。
従来の万人受けするページのままに、その方に合うポップアップを付けるだけでも変わります。
初めて利用する人、リピーターでも違いますし、価格を気にしている人、品質を気にして詳しく知りたいと思っている人などその方によって求めている内容は変わってきますので、サイトでの動きなどを見ながらピッタリなポップアップを提示しましょう。
もう少しで購入至りそうな場合は割引のポップアップや時間制限付きでクーポンが使えるものを提示するだけで、何もないよりも購入率が上がります。
今買わないと損をするという気持ちにし、購買意欲の後押しをしてくれるのです。
無料でも使えるマネバズを使ってみよう
離脱防止するために効果的なWeb接客ツールを使いたいと考えているときには、マネバズがおすすめです。
コンバーション率を上げる工夫などが簡単にできるツールですが、ポップアップの機能も充実しています。
自社のサイトやページに合わせて使うことで、ユーザーも満足しながら購入や資料請求などに至ることができます。
お知らせを全幅にして最大のアピールができる
どんなに魅力的なサービスをしていても、その情報がひっそりとした場所に書かれていれば、ユーザーは見つけられないかもしれません。
本当は商品が欲しいと思っていても、通常の値段を高いと感じ離脱してしまう可能性もあります。
マネバズのポップアップを使えばお知らせを全幅にし、今大きなキャンペーンをしているなどとお知らせをアピールできます。
文字だけでなく画像なども設定でき、より目立つものを載せられるのです。
今後も自社のお得なお知らせをメールで送ってアピールしたいというときも、リード獲得も全幅に入ってきますので、訪問してくれた方のメールアドレスを収集することも可能です。
効果的なクーポン表示も簡単
特にECサイトでは商品を販売していますので、少しでも安く良いものを買いたいと思っているユーザーが多いです。
だからこそ、自分だけお得に購入できるクーポンなど魅力的に感じます。
はじめは値段で悩んでいる場合でも、たとえば今から3時間以内であれば2,000円引きとポップアップで表示するだけでお得感が出るため即決して購入してくれるユーザーも増えます。
文字だけで割引クーポンを表示させず、画像やアイコンなども取り入れて魅力的に表示も可能です。
Youtube動画型通知もできる
文字や画像でもだいたい商品については伝わりますが、細かい使い方や何か組み立てる場合など順番などがわからずに購入を考えている方もいるかもしれません。
そんな場合でもサイトの中にYoutube動画型通知のポップアップを入れることが可能ですので、詳しい使い方や動いている様子、もっと動きで詳しく見せたいことを紹介できます。
いまいち動いている感じがわからない方も、実際に使い方がわかると安心して購入に至るケースも多いです。
マネバズでは、ほかにも多々使えるポップアップ機能が揃っています。
ポップアップを活用して離脱を防止しましょう
特に重要なページで離脱しているユーザーが多い場合、そのままでは今後も購入に至ることなく離脱が続いてしまう可能性があります。
それなりにページを離れるということは魅力が不足していて、ほかにももっと良いものがあるのではないかと思われています。
ページの内容を確認して魅力的なものにしながら、Web接客ツールも上手に活用しポップアップを使用して離脱防止に努めましょう。
ユーザーに合わせたポップアップを表示し購入などに誘導するだけでも、コンバーションの達成率は変わります。